闇金についてよくある質問や素朴な疑問はネット上でも見かけますね。
しかし、これといって「正しい回答」が得られない記事も存在します。
この記事では、闇金についてよくある質問と回答をQ&A形式で見やすくまとめています。
闇金から借りようとしてる人、既に闇金から借金した人、どちらの場合でも参考になる情報が満載です。
闇金についてよくある質問 基礎編
まずはじめに、闇金についてよくある質問の「基礎編」を見ていきましょう。
そもそも「闇金とはどんなものか」を知ることが出来ます。
闇金についてよくある質問Q&A(基礎編)
闇金とは「闇金融」のことですが、主な違反は「無登録営業違反」や「高金利違反」が挙げられます。
参考サイト:京都府警察
090金融以外ですと、例えばシステム金融やソフト闇金が挙げられます。
システム金融のターゲットは零細企業や中小企業がメインで、会社運営の資金繰りに困っている状況に付け込む手口です。
ソフト闇金の「ソフト」というのは対応だけの話。
中身は闇金そのものですから、文字に惑わされてはいけません。
ソフト闇金のホームページはパッと見、一般的な貸金業者のように手の込んだ作りのものが多く、「闇金」だと気付かずに借入する人は多いです。
もう一つは、法外な利息により瞬く間に借金額が膨れ上がってしまい「完済不能」に陥るという点です。
それに加えて、闇金業者は何だかんだ理由をつけて借金を簡単に完済できないように仕向けてきます。
参考サイト:和歌山弁護士会
闇金がターゲットを探す手段の一つとして利用しているのが、「官報」だといわれています。
官報というものは一般的にはほとんど知られていませんが、新聞のようなもので個人再生や自己破産をした人の名前や住所が掲載されてます。
しかも、官報販売所で購入すれば誰でも見ることができてしまうものですから、闇金業者も入手可能というわけです。
参考サイト:全国官報販売協同組合
また、Wikipediaの官報のページには「インターネット版官報」について、以下の一文が掲載されています。
”ウェブサイト(インターネット版官報)でも閲覧することができる(過去30日間の官報は無料で閲覧でき、昭和22年5月3日以降の官報は有料で検索・閲覧が可能である)”
引用:Wikipedia
しかし、闇金の甘い口車に乗せられて結果的に違法行為を犯してしまう恐れはあります。
例えば、闇金に口座を売買する行為、不正に銀行口座を開設して闇金に渡す行為、既に開設している自分の口座を闇金に渡す行為。
これらは全て犯罪の片棒を担ぐ行為であり、立派な「法律違反」です。
また、債務整理を扱う法律家は多いですが、闇金問題を扱う法律家は数えるほどしかいません。
借りパクには、それ相応の・・・いえ、それの何倍ものリスクが伴います。
闇金についてよくある質問 被害編
次は、闇金についてよくある質問の「被害編」を詳しく見ていきましょう。
闇金についてよくある質問の中には、「闇金から受ける被害」について心配する声が非常に多いと言えるので参考になるでしょう。
闇金についてよくある質問Q&A(被害編)
・自分の名前を勝手に使われて自宅に大量の出前がきたり、着払いで宅配物が届けられる(もちろん、お金を払う必要ナシ)
・本人だけではなく家族や親族、職場にしつこく取り立ての電話をしてきて脅される
・ネット上に個人情報を流される
・昼夜問わずイタズラ電話を分刻みでかけてくる
・自宅に消防車を呼ばれる など。
闇金も現代に合わせて進化しており、最近ではLINEやTwitterを使った闇金が流行しているようです。
個人サイトを開設して集客を図るソフト闇金も勢いづいています。
ちなみに、年109.5%(1日当たり0.3%)を超過する利息は「高金利法違反」の対象です。
参考:京都府警察
闇金に脅されて精神的に追い込まれ、つい返済してしまう人は多いです。
闇金は、その「心情」を知り尽くした上で嫌がらせをしています。
ターゲットからは搾り取れるだけ搾り取るのが闇金。
だからムキになって脅しや嫌がらせを行い、しつこく取り立てるわけです。
闇金についてよくある質問 対処編
最後になりますが、闇金についてよくある質問の「対処編」を見ていきましょう。
対処法の中には、自分でやれる方法もありますので是非とも目を通して下さい!
闇金についてよくある質問Q&A(対処編)
闇金業者も馬鹿ではありませんし、それなりに警察に対する知識やノウハウがありますので、ギリギリの線で嫌がらせをしてきます。
そもそも、警察に相談しても相手にしてくれないことも珍しくありません。
いくら規制が強化されたといっても、暴力をされたといった「確たる証拠」がない限りは、闇金への対応で警察が動くことはありません。
無料相談を行っている全国対応の事務所がベストです!
ただし、闇金業者に接触したり電話をして物申すような無茶は絶対にしないことです。
無理のない範囲でやれる対処法は以下の通りです。
・電話での取り立てには一切応じない
・脅しが怖いからといって1円たりとも返済しないこと
・会話を録音するなど証拠を集める
・ネット上の個人情報流出は削除依頼をする
・出前の嫌がらせについては、予想される出前サービス会社の本部に電話して「闇金から嫌がらせされている」という事を伝える。
そして、次に出前の注文が入った時は必ず、自分に事前確認の電話を頂くようお願いしてみる。
そうすることで警察が介入することも可能となり、よりスムーズに闇金を退治できます!
怪我をさせられた等の深刻な被害を受けているならば、警察に被害届を出すことで事件扱いとなり警察は動きます。
(※警察への被害届は、司法書士や弁護士の指示のもと行うこと)
まとめ
さて、いかがでしょうか?
闇金についてよくある質問と回答で、あなたの疑問は解決しましたか?
何事も、とにかく証拠は大事です。
闇金と戦うためには、専門知識を持ち合わせた法律家の力と警察の協力、そして何よりも「あなた」の負けない心が必要不可欠です。
1日も早く闇金問題を得意とする司法書士や弁護士に相談し、闇金を撲滅に追い込みましょう!