闇金から夜逃げを成功させる方法なんてあるのでしょうか?
また、闇金から夜逃げした場合のメリットやデメリットも気になりますね。
この記事では、闇金から夜逃げする方法やメリット・デメリット、夜逃げよりも確実で安全な方法についても紹介します。
闇金から夜逃げする方法
闇金から夜逃げする方法はありますが、当然ながらメリットだけではなくデメリットもあります。
では早速、闇金から夜逃げを成功させるための注意点や、夜逃げをした際のメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
できれば夜逃げは1人でやるべし
夜逃げは、精神的負担の大きなことです。
なので、なるべく1人で夜逃げする方がいいでしょう。
夜逃げは夜逃げ対応の引越し業者を利用すべし
基本的に普通の引越し業者は、夜中の対応をしていません。
なので、夜逃げ対応している引越し業者を利用してください。
費用の相場ですが、大体5万円~30万円となっています。
中には後払い対応可能の業者もあるので、まとまった現金が用意できない場合はそちらを利用しましょう。
使ってる携帯は解約すべし
夜逃げを実行するなら、現在使用している携帯電話は解約しましょう。
携帯が原因で足がついたケースは多々ありますので、準備段階に必ずやっておいてください。
正式に退職してから夜逃げすべし
正式な形で現在の職場を退職してから夜逃げをすれば、職場への迷惑が軽減されます。
また、あなた自身にとっても退職の手続きなしに夜逃げすることはマイナスです。
正式に退職しておけば、後に失業手当を受け取ることができますから夜逃げ後の生活の足しになりますよね。
夜逃げ後の就職先を見つけておくべし
夜逃げをすれば就職先の選択肢は狭くなってしまいます。
身元が良く分からない怪しい人物を雇う会社は一般的には無いからです。
予め夜逃げをした後の再就職先に目星をつけておかなければ、あなたの行く末は家も職もないホームレス状態になってしまいます。
闇金から夜逃げするデメリット
職を失う
闇金から夜逃げをすれば、当然ながら職を失うことになります。
暫く暮らせるだけの蓄えがあるなら話は分かりますが、蓄えもなしに夜逃げした結果は目に見えていますよね。
いつもビクビクする
闇金から夜逃げした後は、安心して暮らせているといった状況と程遠くなります。
例えば、携帯の着信音や家のチャイムが鳴るだけでもビクビクするでしょう。
何かにつけて「もしや、闇金か!?」と怯えながら過ごすのは目に見えています。
周りに迷惑をかける
借金した本人が夜逃げすれば、闇金業者は契約の際に聞き出した家族や職場などの連絡先に電話して取り立てをします。
闇金から嫌がらせや取り立てを受けて、その時に周囲の人間がどんな思いをするかは予想がつきますね。
そして、迷惑をかけた人間との関係には大きなヒビが入ることになり、あなたの信用はゼロどころかマイナスになります。
闇金から夜逃げするメリット
成功すれば借金チャラ
元金が返済済みor借入額が少額なら、闇金業者が手間を惜しんで諦めることがあります。
嫌がらせや取り立てから免れる
夜逃げ前に闇金から受けていた嫌がらせや取り立てから、あなた自身は免れます。
結果的に闇金から夜逃げすることはデメリットが多いと分かった
闇金から夜逃げすることは出来ても、デメリットが多すぎることが分かりましたね。
それに、夜逃げした後のことを考えて念入りに準備をしてからじゃないと、本末転倒という結果になるのが『夜逃げ』です。
いくら辛くても、闇金から夜逃げするという方法はおすすめできないし、結果的に解決したことにはなりませんよね。
では、どうしたら良いのか・・・。
実は、夜逃げよりも安全で確実な方法はあるんですよ!
その方法は次のメニューで紹介します。
闇金から夜逃げをするよりも良い方法がある!
闇金から夜逃げするなどというリスキーな方法より、もっと確実で安全な方法が『専門家に相談する』ことです。
ハッキリ言って闇金ごときのために夜逃げを実行し、人生を棒に振ってしまうのはもったいない!
確実に解決する方法は、闇金に強い弁護士・司法書士に依頼することです。
闇金以外の一般的な消費者金融やカード会社からの借金もあるなら、それも併せて相談するのがベストです。
無料相談を行っている事務所なら相談料はかかりません。
相談時に聞かれること
・闇金と契約した日や契約手口の詳細
・闇金業者の名前や携帯番号
・取り引きした口座
・何月何日にいくら取り引きしたか
・闇金に知られている全ての個人情報など
専門弁護士・司法書士の闇金への対処法
あなたが相談して正式に依頼すると、すぐに弁護士や司法書士は動きます。
闇金との交渉は全て依頼した専門家が行いますので、あなたが闇金と接触したり話す必要はありません。
それをスムーズに行うためには、あなたはウソのない正直な情報を専門家に話す必要があります。
ちなみに、闇金問題は特殊な分野であり一般的な借金問題とは異なりますので、『闇金専門』の弁護士や司法書士でなければ解決は無理です。
相談するなら闇金対策を行っている事務所を選ぶ必要があり、弁護士や司法書士は警察と手を組んで闇金を追い込みます。
闇金の口座凍結、闇金の携帯を止めるといった対策も講じます。
闇金の借金は不法原因給付である
闇金の借金は『不法原因給付』にあたるので、そもそも返済する必要はありません。
分かりやすく言うと、法律を無視した貸付けを行う闇金の借金は『契約として成り立たちませんよ』という考え方です。
そのため、法律違反の給付(闇金の借金)について法律は手を貸しません。
闇金が人に貸した金が返ってこなくても返済義務はないし、闇金は相手に『金を返せ』と請求できませんということなんです。
Wikibooksの条文にも、それを表す文面が記載されています。
第708条
不法な原因のために給付をした者は、その給付したものの返還を請求することができない。ただし、不法な原因が受益者についてのみ存したときは、この限りでない。
まとめ
闇金から夜逃げすることは、並々ならぬ覚悟と準備が必要だと理解して頂けたと思います。
闇金から夜逃げをして見事に成功したとしても、あなたが闇金に教えた身近な人間の連絡先には確実に迷惑がかかります。
そのようなリスクなしに解決できるのが、闇金専門の司法書士や弁護士です。
夜逃げした結果、必ずしも良い状況が待ってるという保証は無いですし、むしろ夜逃げ前より辛い生活だと言えるかもしれません。