任意整理はいくらからできる?最低金額や条件とかある?  

いくらから

「任意整理はいくらからできるのかな・・・」
任意整理できる条件はあるのかな・・・」

任意整理のことを考えていると、このような疑問が湧いてきますよね。

これらの疑問を解決するために任意整理について詳しく調べてみました。
この記事では、任意整理は借金いくらからできるのかや、任意した方が良いタイミングや条件についても知ることがでます。

以下のような人は必見です。

・少額でも任意整理は可能なのか知りたい人
・任意整理は借金額がいくらからできるのか知りたい人
・任意整理で借金を減額したい人
・そもそも自分は任意整理できるのか知りたい人
・借金がなかなか減らない人

では早速、詳しく見ていきましょう。

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任意整理は、いくらからできるの?

結論から申し上げると、任意整理において「いくらから」という最低借金額に決まりはありません。

極端に言えば5万円や、10万円の少額でも任意整理は可能です。
とはいえ、さすがに5万円ほどの借金を任意整理したとしても、あまりメリットはありません。

というのも任意整理の費用は2万~5万円ほどかかるからです。
このことから、少なくとも費用の下敷きになるような、少額の借金は任意整理するべきではないと言えます。

ですが、長らく延滞してしまって少額の元金よりも、遅延損害金や利息が膨らんでいるなら話は別。
そのようなケースは、たとえ元金が少額だとしても、必ず任意整理をするようにしましょう。

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任意整理できる条件はある?

任意整理は債務整理の中でもデメリットが少ないため、最も多くの人に利用されている手続きです。

しかし、利用には条件があります。
条件をクリアしてなければ任意整理の手続きは難しいでしょう。

東京弁護士会の公式サイトには、任意整理について以下のように書かれています。

弁護士が裁判所などを利用しないで、貸金業者と直接和解交渉し、長期の分割払いで支払う方法を任意整理といいます。
(後略)

引用:東京弁護士会
任意整理
(参照日 2019-05-21)

そのため、任意整理をするには最低条件として以下の項目を満たしている必要があります。

任意整理の手続きには、安定した収入があることが必須条件

任意整理は借金がゼロになる手続きではないので、一般的に任意整理後の借金を3~5年かけて返済していくものです。
そのため、安定した収入がない場合は現実的に考えて返済ができませんので、任意整理は難しいでしょう。

ただし、この「安定した収入」については、必ずしも仕事を持っていることという意味ではありません。
仕事をしていなくとも、長期的に家族などから毎月の返済を支援してもらえるというなら手続きは可能となります。

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安定した収入さえあれば任意整理できるの?

実は、任意整理を司法書士や弁護士から断られるケースがあります。

単純に、安定した収入さえあれば任意整理できるとも限らないわけです。
実際のところ、「任意整理できるかどうかの判断」は自分では難しいです。
あなたが任意整理する気満々でも、何らかの理由で断られるケースもあります。

逆に、自分では「任意整理は無理だろう」思っていても、司法書士や弁護士に相談した結果「できます」と言われることも。
法律家に判断を委ねるのが確実ですが、任意整理を断られるケースについて詳しく知っておきたい場合は以下をご確認ください。

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少額でも任意整理のメリットが大きい借金とは?

少額でも任意整理のメリットが大きい借金とは一体どのようなものか、詳しく見てみましょう。

過払い利息が発生している借金

専門家に任意整理を依頼すると過払い金があるのかを調べてくれます。
過払い金があるとわかった場合は過払い金返還請求が可能です。

既に借金を完済した場合でも、現在返済中の借金でも過払い金請求できます。

実はこの過払い金、払いすぎた利息を返還されるだけではなく、5%の利息がついて返還されることがあります。
そう、5%の利息がついて戻ってくるんです。
凄いですよね。

過払い金の見込みがある場合、取引年数が長いほど見過ごせないだけの利息がついていることも少なくありません。
もしかて、わたしも過払い金があるかもしれない・・・
少しでもそう思うなら、相談料金が無料の専門家の相談してみることをおすすめします。

Wikipediaには、過払い金の利息について以下のように書かれています。

過払金の利息

過払金は民法上の不当利得の規定(民法703条)に基づくものであるから、貸金業者が悪意の受益者であれば、利息を付して返還しなければならない(民法704条前段)。
(中略)
この点については最判平成19年2月13日が年5%とすべきであるとの判断を示し[11]、実務の取扱いが統一されることとなった。
(後略)

引用:Wikipedia
過払金:過払金の利息
(参照日 2019-05-21)

ただし、過払い金返還請求には時効があります。
過払い金に心当たりがあるなら早めに司法書士または弁護士に相談すべきでしょう。

返済してるのに、なかなか元金が減らない借金

「真面目に借金返済しているのに、借金が減らない!どうして!?」こんな風に感じていませんか?

もしかすると元金がなかなか減らない原因は、高い利息や遅延損害金(延滞利息)のせいかもしれません。

例えば、1社につき毎月5,000円ずつ返済している中で、実際に元金に充当されてる金額はいくらなのか?
という話なんです。

明細を良く見たことはありますか?
そう、ほとんど利息にとられていることが分かると思います。
利息が邪魔なことは分かっていても、借入が少額の場合は「任意整理を依頼すべきかどうか」を迷う人は多いです。

しかし、1社あたりが少額でも、複数の金融会社から借入があったり何枚かクレジットカードを利用してるなら、利息の負担は重くなります。
長いこと延滞を繰り返していたり高い利息に悩まされてるなら、任意整理で将来利息をカットすることで返済はすごく楽になるということを知っておきましょう。

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逆に、任意整理がデメリットになる借金とは?

任意整理はメリットばかりだと思いますか?

実は、任意整理によりデメリットになることがあります。
では、どのようなケースでデメリットになるのでしょうか。

そのポイントになるのは、任意整理の費用。

先ほどお伝えした任意整理の費用を覚えておられますか?
そう、任意整理の費用相場は金融会社1社につき着手金は2万~5万円程度。
ということは、単純に考えて、2万~5万円以下の金額の借金なら任意整理をしてもメリットはないですよね。

他には、もともと低金利で借りている借金の場合。

わざわざ費用をかけてまで借金を減らしても、費用の元が取れるほど借金減額できないことがあるからです。

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任意整理を検討した方が良いタイミング

任意整理は、あなたの収入と支出のバランスが崩れているなら、そのときこそ決断すべきタイミングです。

任意整理は「いくらから」という基準で判断しないようにしましょう。

任意整理で返済額を減らすことで、最終的に「完済が可能」だという見込みがあるなら、任意整理を選ぶべきでしょう。
司法書士や弁護士に現在の借金状況を相談すれば、適切なアドバイスをもらえます。
既に以下のような状況なら、少しでも早く任意整理をした方が良いでしょう。

自転車操業による多重債務

これは深刻な状況だといえます。

なぜなら、どこにも借りられなくなり闇金に手を出してしまう人も少なくないので、早めの相談が必要だからです。
既に闇金に手を出してしまった人は、闇金対応に強い法律家にすぐに相談すべきです。

毎月の支払いに追われている状況

まさに「借金返済のためだけに仕事をしている」というような過酷な状況なら、任意整理で返済計画を立て直すべきです。

借金総額が年収の1/3を超えている

借金総額が既に年収の1/3を超えていませんか?
もし、借金が年収の1/3を超えているなら、だんだんと返済が厳しくなってくるのは目に見えています。

返済できず支払いが遅れがち

返済遅れを繰り返していると、ほとんど延滞利息を払っているだけに等しい状況になって元金は更に減りにくくなります。

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あなたにとって、任意整理が効果的かどうかを知るための手段として『借金減額診断シミュレーター』が便利です。
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例えば以下のような人にオススメです。

・自分から電話をかけて借金の相談する勇気が出ない

・任意整理でいくら借金を減額できるか知りたい

・自分は任意整理できるのか知りたい

・借金問題に強い司法書士や弁護士に無料で相談をしたい

・どの法律家を頼れば良いのか迷っている

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まとめ

任意整理はいくらから依頼できる?」という疑問は解けましたか?

どのタイミングで任意整理を検討すべきかも知っていただけたのではないでしょうか。

「この程度なら、まだ頑張れる」と無理をした結果、首が回らない状況に陥ってしまったケースは多々あります。
あなたがもし、「借金返済が辛い」と少しでも感じているなら、任意整理を視野に入れるべき状況かもしれませんね。

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