闇金と和解交渉!絶対やってはいけない交渉法と解決法

闇金と和解交渉

闇金と和解交渉するには、どのような方法があるのでしょう?

そもそも、闇金と和解交渉などできるのでしょうか?

この記事では和解交渉の方法や自分で交渉する際にやってはいけないこと、弁護士や司法書士に相談するメリットとデメリットを紹介します。

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闇金との和解交渉とは?

闇金との和解交渉とは、闇金の借金返済が困難に陥った時に闇金と返済について話し合うことを言います。

自分から和解を申し出るという方法の他にも、闇金から和解を提案してくるケースもあります。
闇金が和解の提案をしてくる状況とは主に、「あなたの借金を回収することが厳しい」と判断した時です。

闇金への返済義務については後程詳しく説明しますが、一つだけ忘れてはならないことがあります。
それは、仮に闇金から和解を提案されたとしても、素直に応じて返済することだけは絶対にしてはいけないということです。

話を戻しますが、無事に和解することができれば以下のようなことが期待できます。

・元金のみの返済になる
・毎月の返済額が減る
・嫌がらせが止まる
・執拗な取立てをしてこなくなる

ちなみに、闇金被害の解決は債務整理(さいむせいり)とは異なるものだと覚えておきましょう。

闇金から提示される和解案とは?

闇金業者から提示される和解案は、主に以下のようなことが挙げられます。

・携帯を契約して送ってこいと言われる
・借入してくれそうな人を紹介しろと言われる
・口座を買うから開設してこいと言われる
・印鑑や身分証、既に開設済みの自分の口座を渡せと要求される
・元金を返せと言われる

口座や契約した携帯電話等を譲渡することは犯罪です!

銀行口座を譲渡することは犯罪ですので、絶対にやってはいけません。

また、スマホや携帯電話、タブレット等の端末を契約して他人に譲渡することも法律違反です。
以下は長野県警察の公式ホームページですが、どのような罪になるのか掲載されています。

他人への譲渡目的を隠して携帯電話を契約したり、口座を開設したり、他人に口座を譲り渡す行為は犯罪です。

引用:”特殊詐欺を助長する犯罪” 長野県警察

闇金から借入すること自体は犯罪ではなくとも、闇金に要求されるがまま譲渡してしまえば知らぬ間に罪を犯すことになります。

闇金が手に入れた口座や携帯電話は闇金犯罪に使われていますので、この内容は是非覚えておくべき大事なことです。
いくら闇金に脅されたとは言え「知らなかった」では済まされません。

ちなみに最近では、闇金と取引していた自分の口座が凍結され、お金を引き出せなくなったというケースも増えているようです。

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闇金との和解交渉は自分でできる?

結論から申し上げますと、闇金との和解交渉を個人で行うこと自体は可能ですが極めて困難なことだと言えます。

では、なぜ個人での交渉は難しいのでしょうか?

それついて3つの理由がありますので説明しましょう。

自分で和解交渉するのが難しい理由3つ

闇金は無法者だから

言葉は悪いですが闇金は「犯罪者」ですから、理解を求めるのはハッキリ言って無意味です。

違法行為だと知りながら平気な顔をして悪事を働いているので、平和的な解決など望むことはできません。
闇金が願っていることはただ一つ、「1円でも多く借金を回収する」ことだけです。

しかも、闇金業者の中には専門家でさえ苦戦するほどの厄介で悪質な業者が存在します。

相手にする闇金業者がそれに該当するとなれば相当な覚悟と忍耐力が必要ですし、和解交渉成立の可能性は極めて低いでしょう。

個人の訴えだけでは警察を動かすのは難しい

闇金が最も恐れるのは言うまでもなく「逮捕」ですが、使用している携帯電話を止められること、口座を凍結させられることも嫌います。

それを実行するには警察の力が必要ですが、明確な証拠がない限り個人の訴えだけで警察を動かして闇金を摘発することは難しいです。

それを十分に熟知している闇金は「おまえ一人で何ができるんだ?」と、鼻で笑っているわけです。

悔しいですが、それが現実です。

ただし、「怪我を負わされた」といったレベルになれば話は別で「事件」として扱われますから当然ながら警察は動きます。

交渉方法をミスれば逆効果になる

個人で闇金と和解交渉するなら正しい手順と専門知識は絶対に必要です。

主導権を握れるぐらいの交渉力がなければ逆効果となることがあります。
一歩間違えれば闇金業者の怒りを逆撫でしてしまい、嫌がらせが悪化することにもなる可能性大です。

もし交渉に失敗して闇金業者を逆に怒らせてしまった場合、断固として一切応じない姿勢を通せるかどうかということも考えなくてはいけません。

嫌がらせがエスカレートした場合、自分自身だけではなく家族や職場を守り切れるかも重要なポイントです。

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自分で和解交渉する際に絶対やってはいけない交渉法とは?

自分で闇金と和解交渉する際に、絶対にやってはいけないことがあります。

4つの「やってはいけないこと」を説明付きで解説していきます。

脅しのように「警察に行く」と告げる

何度も申し上げているように、闇金は違法行為だと分かっていてやってますから、「警察に行く」という決まり文句は全く意味がありません。

無論、闇金に対しての脅しにはなりませんし逆撫でするだけです。

全く無関係の他人に交渉をしてもらう

身内や知人、法律家でもない全くの他人に闇金との和解交渉を行ってもらうことは絶対やめた方が良いです。

最近では、闇金との和解交渉を代行する個人的なサイトもあるようですね。
善意は素晴らしいと思いますし、その類いのサイト全てを否定するわけではありませんが所詮は「他人事」です。

それを頼ったばかりに和解交渉が複雑化すれば、明らかに交渉は失敗。
意味がなかったどころか、むしろマイナスからのスタートになります。

そして、最終的に困るのは「あなた」です。

浅はかな法律の知識を使って交渉しようとする

薄っぺらな専門知識しか身に付けていない状態で闇金との和解交渉に挑むのは、ハッキリ言って無謀としか言いようがありません。

お金が無い上に借金の相談ができる人が身の回りにいないとなれば、「自分で何とかしなきゃ」と思う気持ちは十分に理解できます。
ですが、そんな状態で和解交渉を提案したところで闇金は「あ、こいつは知識ナシの素人やんけ」と簡単に見抜きます。

やるからには、専門家レベルの知識を身に付けていなければ闇金との和解交渉は到底無理です。

1円たりとも返済してはならない!

そもそも、闇金に対しての返済義務はありません。

なぜなら、違法行為を行っている闇金との契約そのものが無効なので返済する義務はないのです。
和解交渉の途中で面倒になったからといって、「はい、はい。なら、○万円は払うよ!」などと口が裂けても言ってはいけません。

とにかく、絶対に1円たりとも返済しないことを徹底しましょう。

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闇金との和解交渉は弁護士・司法書士に依頼するべき?デメリットとメリットは?

闇金との和解交渉は弁護士

結論から言うと、闇金との和解交渉を成功させるために最も効果的な方法は 、闇金問題に強い弁護士や司法書士に依頼することです。

闇金との和解交渉は個人では厳しものがあると理解していただけたと思いますが、闇金に強い弁護士や司法書士なら安心です。
しかしながら、闇金問題を積極的に行っている事務所は極めて少ないので、それだけは頭に入れて依頼先を探しましょう。

では次に、闇金との和解交渉を闇金に強い弁護士や司法書士に依頼するメリット・デメリットを見ていきましょう。

デメリット

・相手が法律家とはいえ、人に自分の借金状況を詳しく話さなければならない。
・無料相談を行っている事務所に相談すれば相談料はかからないが、依頼すれば費用がかかってしまう。

メリット

・嫌がらせや取り立てをストップさせることが可能。
・弁護士や司法書士の介入により、警察との連携が可能となり闇金を撲滅に追い込むことができる。
・闇金に強い弁護士や司法書士は闇金対策の正しい手順を知っているため上手く交渉をしてくれる。
・しつこい闇金でも諦めずに必ず解決してくれる。
・闇金に教えてしまった連絡先(家族や会社)がとるべき対処法についても弁護士や司法書士は指導してくれる。
・「依頼して終わり」ではなく、依頼した後もしっかりとアフターフォローしてくれる。
・何よりも専門家に依頼したことで精神的苦痛が軽減する。

まとめ

今回は闇金との和解交渉をテーマに記事をまとめましたが、自分で交渉することの難しさは十分に理解していただけたはずです。

しかし、闇金問題に強い弁護士や司法書士なら難しい相手でも必ず解決してくれます。
専門家に依頼すれば費用が少しかかってしまいますが、闇金に高い金利を払い続ける思いをすれば依頼した方がメリットは大きいでしょう。

闇金に強い弁護士や司法書士に相談して、早く闇金とは縁を切って前に進みましょう!

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